ウォーカーとペラルタが代替選手としてオールスターに追加選出

日本時間7月10日、タイワン・ウォーカー(メッツ)とフレディ・ペラルタ(ブリュワーズ)の両右腕が代替選手としてオールスター・ゲームに追加選出されたことが明らかになった。ペラルタは同僚のブランドン・ウッドラフが前半戦の最終戦に先発予定のため、ウッドラフの代わりにオールスター・ゲームのメンバー入りしたことが報じられている。一方のウォーカーは、同僚のジェイコブ・デグロムが出場辞退の意思を明言しており、デグロムの代わりとして選出されたとみられる。

現在28歳のウォーカーは、今季メッツで16試合に先発して90イニングを投げ、7勝3敗、防御率2.50、89奪三振の好成績をマーク。メッツは両リーグトップの先発防御率2.97を記録しているが、ウォーカーはデグロム、マーカス・ストローマンとともに強力な先発3本柱を形成している。デグロムは出場辞退の意思を明言した際、「彼はオールスター・ゲームのメンバーに相応しい」とウォーカーの追加選出をプッシュしていた。

現在25歳のペラルタは、メジャー4年目にして飛躍のシーズンを迎え、今季ブリュワーズで17試合(うち16先発)に登板して93イニングを投げ、7勝3敗、防御率2.23、129奪三振の好成績をマーク。ウッドラフ、コービン・バーンズとともに形成する先発3本柱は「メジャー最高」との呼び声も高い。ウッドラフの代替選手としてペラルタが選出され、メジャー最高の先発3本柱が揃ってオールスター・ゲーム選出を果たすことになった。

なお、ナ・リーグの先発投手では、ダルビッシュ有(パドレス)も腰と臀部の張りで登板不可とみられており、ケビン・ゴーズマン(ジャイアンツ)はウッドラフ同様、前半戦の最終戦に先発予定。これにより、選手間投票で選出された5人(デグロム、ゴーズマン、ウッドラフ、バーンズ、ダルビッシュ)のうち4人がオールスター・ゲームを欠場する可能性が高い。よって、「開幕から58奪三振連続無四球」というメジャー新記録を樹立したバーンズがオールスター先発の大役を担うことになるかもしれない。

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