上越地域を運行する第三セクター鉄道のえちごトキめき鉄道(上越市東町、鳥塚亮社長)と北越急行(南魚沼市、小池裕明社長)の2社は10日、「鉄印帳」販売開始から1周年を記念した鉄印を発売する。
トキめき鉄道が発売するのは2種類。一つは「1周年記念鉄印」(税込み300円)。同社のマスコットキャラクター「トキテツくん」で数字の1をかたどったポップなデザインだ。500枚を用意し、糸魚川駅と新井駅で販売する。
もう一つは「1周年記念特別鉄印」(同800円)。同社がこの1年間で販売した鉄印15種のデザインを1枚に組み合わせており、右上部にシリアルナンバー(001~500、777)付き。501枚を用意し、直江津駅、糸魚川駅、新井駅で販売する。シリアルナンバーの指定はできない。
購入特典として、同社の鉄印全てを紹介する冊子「1st Anniversary TOKITETSU TETSUIN Complete Guide」を進呈する。
ほくほく線を運行する北越急行は、十日町駅で期間限定デザインの「特別鉄印」(同500円)と「鉄印帳袋」(同1800円)を発売する。販売は16日まで。
特別鉄印は、小池社長らが感謝のコメントなどを手書きする。鉄印帳への直接記帳のみの販売。すでに記帳済みの場合は、書き置き印用の紙に記帳する。
同線のメーン駅がある十日町市ならではの着物生地を使った手作りの鉄印帳袋は約40個限定。売り切れ次第終了になる。
鉄印は、全国の第三セクター鉄道会社40社による共同企画「鉄印帳」のアイテム。同企画は加盟社の指定窓口で乗車券と鉄印帳を提示し、各社のオリジナル鉄印を記帳(購入)して集めるという趣向だ。