EURO決勝の主審は口が悪い?過去にはヴェッラッティに暴言も…「クソ野郎って言われた」

 EURO2020決勝で笛を吹くビョルン・カイペルス主審は、マルコ・ヴェッラッティと少なくない因縁がある。

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 カイペルス主審は世界で最も裕福なレフェリーと言われており、母国オランダでスーパーマーケットのチェーン店を経営。1150万ユーロ(約16億1000万円)の財を築いたとして有名だ。そんなカイペルス主審は世界の大物選手と数々の衝突があることで知られていて、イタリア代表ヴェッラッティとも因縁が存在する。

 5月に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝パリ・サンジェルマンとマンチェスター・シティの一戦では、試合後PSGの選手がカイペルス主審から暴言を受けたと主張。ヴェッラッティは、「彼は試合中、僕に2回も“ファックユー”と言ってきたよ。ピッチではよく主審と話すけど、そんなこと言われた事ない」と語っている。さらにリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドとの衝突も知られていて、EURO決勝をカイペルス主審が担当するのはイタリアファンを不安にさせるだろう。

EURO決勝主審は口が悪いあのレフェリー Photo Laurence Griffiths

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