侍ジャパンに難敵が立ちふさがりそうだ。
10日の阪神戦(甲子園)に先発した、巨人の左腕・メルセデスが、8回途中を7安打1失点と好投し今季5勝目をマーク。チームも8―1と大勝した。
前回の阪神戦では2回6失点KOと散々だっただけに「しっかりアグレッシブに投げて、いい仕事をして勝つんだという気持ちでいたので、そういう結果になったと思います」と胸を張った。
また、東京五輪で日本と初戦(28日)で対戦するドミニカ共和国代表に選ばれたことにも言及。左腕は「ホントにうれしいです。小さいころから夢に見てました」と目を輝かせ、こう続けた。
「代表の試合を(テレビで)見てましたし、そこに自分が交ざってプレーができるのは本当にうれしいこと。選ばれたからにはいい仕事をするように頑張っていきたいと思いますし、本当に誇りに思います。うれしいです」
昨オフの左肘クリーニング手術を経て、6月に一軍に復帰すると6戦で5勝1敗の安定感。日本代表にとっても難敵となりそうだが、メルセデスは「(日本戦登板は)そこはちょっと分からないですが、もし投げるとなれば全力で行きたいです」とニヤリと笑った。