双子赤ちゃんパンダの性別が判明 上野動物園

上野動物園で誕生した双子のジャイアントパンダの赤ちゃんの性別が判明しました。パンダの赤ちゃんの誕生を歓迎しようと、上野の街ではイベントも行われています。

6月23日に生まれた双子の赤ちゃんは雄と雌、1頭ずつであることが分かりました。雄の赤ちゃんは黒い模様がさらにはっきりしてきて、鳴きながら動く様子も見られ、体重は生まれた時の124グラムから、3倍近くの331グラムにまでなりました。一方、雌の赤ちゃんも最初に計測した146グラムから319グラムへと、およそ2倍になっています。

お母さんのシンシンは時折赤ちゃんを置いて隣の部屋に移動する様子も見られるようになりましたが、赤ちゃんから一時離れる行動は子どもが順調に成長している証しだということです。これは、シャンシャンが生まれた時にも見られた行動です。

<上野の街もお祝い シャンシャンの金メダルも>

一方、双子の赤ちゃんパンダと"お姉さん”になったシャンシャンをお祝いするイベントが上野の百貨店で開かれています。

松坂屋上野店で開催中の「金の祭典」では、赤ちゃんパンダ誕生を祝して「縁起」をテーマに、出品総額8億円以上、総出展数300点の金製品が集結しました。お姉さんになったシャンシャンをお祝いする「メダル」は直径40ミリの純金製で、表面にはシャンシャンの愛らしい絵柄が彫り込まれています。値段はなんと65万円です。お尻の「ぷっくり感」を出すため、滑らかな曲線を表現しようと職人が型作りからこだわったということです。その他にも本物と見間違うほどの輝きを放つ約690万円の「金閣寺」や、コロナ禍の"おうち時間”を華やかに演出してくれる18金でできた「将棋の駒セット」、各地の名物をデザインした商品も販売されています。

職人の技がキラリと光る「金の祭典」は7月12日まで松坂屋上野店で開催しています。

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