給食で喉にパンが詰まり意識不明の状態になっていた児童の死亡を受け、佐渡市の渡辺竜五市長がメッセージを発表

新潟県佐渡市の渡辺竜五市長は11日、今月7日の給食で喉にパンが詰まり意識不明の状態になっていた市内の小学5年生男性児童が、11日午前2時5分に死亡したことを受け、メッセージを発表した。

メッセージは以下の通り。

7月7日に発生した市内小学校児童の窒息事故で、意識不明となった児童につきまして、一日も早い回復を願っておりましたが、お亡くなりになったと連絡を受けました。

このようなことが起こり、防ぐことが出来なかったことは断腸の思いであり、申し訳ないという思いでいっぱいです。児童のご冥福をお祈りいたします。

今回の事故を重く受け止め、ご家族、他の児童をはじめ関係された皆様の心のケアなど万全な対応はもとより、このようなことが起きないよう、学校、教育委員会と連携して子どもたちの安心・安全確保対策を取り組んでまいります。

また佐渡市教育委員会の新発田靖教育長もメッセージを発表した。

メッセージは以下の通り。

事故にあわれたお子様に対して、心よりご冥福をお祈り申し上げます。ご家族をはじめ、関係者の皆様の深い悲しみを思いますと、痛恨の極みです。

今後、このような痛ましい事故が起こらないよう再発防止に務めるとともに、ご家族、他の児童をはじめ関係された皆様の心のケアをしっかりと行っていきたいと思います。

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