櫻坂46&日向坂46 初合同ライブ終え 佐々木久美「もっともっとお互いに高みを目指していきたい」

ラスト曲「W―KEYAKIZAKAの詩」をパフォーマンスする日向坂46佐々木久美(左)、櫻坂46菅井友香(撮影・上山陽介)

櫻坂46と日向坂46が11日、山梨の富士急ハイランド・コニファーフォレストで初の合同野外ライブを開催。櫻坂メンバー25人、日向坂メンバー21人の総勢46が出演し、全23曲を熱唱した。

櫻坂46は絶対的センター・平手友梨奈らの電撃脱退もあり、昨年10月に欅坂46から改名してリスタート。一方、日向坂46はもともと「けやき坂46(ひらがなけやき)」として16年5月に結成。当初は欅坂46の2軍的存在として4年ほどの下積みを経験して、19年2月に改名し、待望のデビューを飾った。

3年前、この日と同じ舞台に「けやき坂46」として立っていた日向坂46・キャプテンの佐々木久美。佐々木は「3年前にこのステージに立たせていただいたときは、本当になんか〝出させていただいてる〟気持ちでやっていた。でも、今回、櫻坂さんと一緒にこの舞台に一堂に会すことができた。3年前は同じステージにこうやって立たせていただけるなんて全然想像できなかった。方向性は違うグループだけど、こうして坂道グループとしてステージに一緒に立たせていただいることは本当にありがたいこと改めて思いました」と感謝し、菅井ら日向坂メンバーに「ありがとうございました」と頭を下げた。

一方、菅井は「漢字欅(欅坂46)と、けやき坂46(ひらがなけやき)として頑張ってきたけど、もとは同じで。お互い改名したけど、こうやって一緒の時間を過ごせて。お互いにしか分からないつらい時期や大変なこともあったと思うけど、そういうのを乗り越えてみんなで集まれて、本当に感無量です」としみじみ。

最後に菅井は「私たち同じ欅から始まって、切磋琢磨しながらいい関係を築いていきたい」と誓えば、佐々木も「これからももっともっとお互いに高みを目指していきたい」と力を込めた。

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