「山」と「川」あり  ブレンド酒販売 「吟田川」・代々菊醸造、「妙高山」・妙高酒造

 県酒造組合高田支部のブレンド酒開発企画「ニホンノ、オサケ」プロジェクトの第3弾商品が完成、7日発売された。

 「吟田川」の代々菊醸造(柿崎区)が醸造した吟醸酒と、「妙高山」の妙高酒造(上越市南本町2)が醸した純米大吟醸酒をブレンドした。上越、妙高両市の酒販店で販売中。720ミリリットル入り2200円(税込み)。2000本限定。

 いずれも酒造好適米「越淡麗」を使用。1対1の割合でブレンドした。リンゴやかんきつ系の吟醸香と、カラメル系の熟成香が特徴。口当たりはソフトで、喉越しが良いという。10度前後に冷やして飲むのがお勧め。

「10度前後で飲むのがお勧め」と話す平田杜氏

 妙高酒造の平田正行杜氏は「両社のどちらにもない、新たな日本酒になれば、という期待感がある。全国各地の地酒が手に入る時代だからこそ、上越にも頑張っている蔵があることを、知ってもらえたらいい」と話した。

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