ここ最近トヨタのSUV攻勢が止まらない！ 販売するクルマ全てが絶好調のセールスを記録しているのだ。とくに2020年登場の新型ハリアーや新型ヤリスクロスが人気を博しているが、なかでも堅調な販売台数を記録しているのが、新型ライズである。2020年上半期でもっとも売れたクルマに輝いて以来、絶好調なのだった。ライズは一体なぜここまでの成功を収めているのか？ 今回はその理由を明らかにしたい。結論から言えば価格帯と使い勝手抜群のラゲッジルームに人気の理由があった。
発売から約1年半経過も、人気の新型ライズ
トヨタ 新型ライズが登場したのは2019年の年末のこと。ライズはダイハツ ロッキーと兄弟車に当たるモデルで、OEMモデルといってもエクステリアデザインは全く異なる仕上がりとなっている。ちなみに発売当初からライズに人気が集中している状況である。
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最大の要因は200万円以下という価格設定にあり
ライズの概要はこの辺にして、今回の本題である「人気の理由」を探ってみたい。
まず大きな要因として挙げられるのは見事な価格設定にある。新型ライズは167万9000円〜228万2200円という価格帯となっている。新型ハリアーに代表される昨今の売れ筋SUVは、どれも300万円〜500万円程度と高額なモデルが多い中、200万円以下で買えるとあって、老若男女問わず人気を博しているのだった。
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扱いやすい内装も人気の理由
そして低価格帯でありながら、使い勝手抜群の内装デザインも大きな要因の一つだ。ライズの車内を見てみると、最上級グレードZであればシートやインパネの随所にレッドの挿し色を採用。さらに長距離運転時に嬉しいアームレストなどが装備されており、見た目も使いやすさもクラス随一なのだった。
軽自動車からの乗り換え層が多い！ ラゲッジスペースもかなり広かった
そしてライズで注目すべきは軽自動車からの乗り換えも目立つ点にある。
昨今の軽自動車の売れ筋モデルは後席にスライドドアを備えたスーパーハイトワゴンが大人気となっているのはご存知の通り。だが、都内近郊のトヨタディーラーによれば「軽自動車からの乗り換え層がかなり多い」という。続けて「SUV人気が後押ししているのもあり、ライズの指名買いが増えている傾向にある」と語るほど。
ユーザーの中には子育てがひと段落し、室内の広さよりもデザインでライズを選ぶファミリー層からも支持されているのだ。というのもライズは若干4m弱の全長にも関わらず、広大なラゲッジスペースを持つもの魅力のひとつ。普段の買い物のみならず、週末のレジャーにもかなり便利に使えるほどなのだ。
まもなく新型カローラクロスも発売予定！ トヨタのSUV攻勢が止まらない
今回はトヨタ 新型ライズの人気の理由を探ってみたが、結論として200万円以下で買える価格帯。そして見た目と使いやすさを両立した内装が大きな要因であった。
ライズの登場後、2020年8月にはひとクラス上のヤリスクロスも登場している。そして新型ハリアーにランドクルーザー300とトヨタのSUVラインアップに充実ぶりは世界トップレベルにある。それでいてまもなく新型カローラクロスも発売するとあって、これからもトヨタのSUVから目が離せない状況が続きそうである。
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【筆者：MOTA編集部 木村 剛大】
