闘将キーンがPK失敗のサカを擁護 キッカー託した先輩選手には苦言「率先するべきだった」

 元マンチェスター・ユナイテッドのロイ・キーン氏はブカヨ・サカを擁護し、キッカーを託した先輩選手らに苦言を呈した。

イタリアが53年ぶり2回目のEURO優勝!イングランドとのPK戦に及ぶ死闘を制す!

 イングランドはEURO決勝イタリア戦でPK戦までもつれ込むと、キッカー要員で延長戦に投入された3人目マーカス・ラッシュフォードと4人目ジェイドン・サンチョが失敗。5人目サカもセーブされてしまい、PKスコア2-3で55年ぶりの主要タイトル獲得とはならなかった。キーンはPK戦で失敗してしまうのは仕方のない事とし、サカの前に蹴らなかった先輩選手らに不満を漏らしている。

「もし君がスターリングやグリーリッシュだったら、若い子に先にPKを蹴らせて座っているわけにはいかないだろう。恥ずかしがり屋の19歳より前に出るべきだったんだ。スターリングは経験豊富だし、率先するべきだった。誰かがPKを外してしまうのは仕方のない事で、ガレスや外した選手を批判するのではなく、ステップアップしたことを称賛したい。PK戦は巨大なGKが目の前にいるのだから、簡単ではない。マイク・タイソンが言うように、顔面にパンチを喰らうまでは、誰もがプランを持っているんだ」。

キーンがサカにキッカーを任せた先輩選手らに苦言 Photo Carl Recine - Pool

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