キャンプに行こう!でも何を準備したらわからない!という初心者さんも多いはず。頑張って一度にキャンプ道具を買い揃えようものなら、そこそこ高額になりちょっとビックリすることもあります。購入後、後悔しないためにも初期費用は抑えるのが無難です。今回は未就学児をつれてのキャンプデビューを考えているパパやママ向けに「最低限」のアイテムをご紹介します!
キャンプ道具は「住まいアイテム」と「料理アイテム」にわけて準備するとわかりやすい!
キャンプ用品を揃えるにあたり、わかりやすいよう「住まい」と「料理」、2つのアイテムに分けて説明します。
住まいアイテム
住まいのものとは、キャンプ場で宿泊するのに必要な家や家具などにあたるキャンプグッズのことです。
キャンプの初期費用で一番お金がかかる部分と言えるでしょう。
料理アイテム
キャンプでは自炊が基本。調理道具や加熱器具を持参します。
洗い物もでますので、洗剤やスポンジも忘れずに。なお、キャンプ場によっては合成洗剤がNGの場合があります。
せっけん洗剤ならOKのキャンプ場ではミヨシの食器洗いせっけんがおすすめです。
その他 宿泊に必要なもの
着替えや歯ブラシなどの身支度用品もキャンプに行くときは準備しましょう。
未就学児のおねしょが気になる場合は、おねしょ対策用のアイテムも忘れずに。ズボンタイプだとかさばらずホテル宿泊や帰省でも役立ちます。
1.キャンプデビューの「住まいアイテム」! テントや寝袋など揃えておきたい必要最低限はコレ!
初心者がキャンプデビューしやすい、気温が23℃~28℃前後のオートキャンプ(自家用車でキャンプに行く)を想定して、住まいと料理別にアイテムを紹介します。まずは「住まい編」!
テント
人数分のサイズを選びましょう。メーカーの店舗や大型アウトドアショップでテントを試しに設営できますので、実際に設営してから選ぶのがベター。
マット
テントだけですと寝心地は地面に寝転ぶのとほとんど変わりません。寝心地や防水性、保温性を高めるためにテント内にマットを敷きます。
寝袋
テントで寝る時の寝具です。寝袋+インフレーターマットで寝心地が快適になります。筆者はDODのインフレーターを使用しています。シーツ付きなので夏場は寝袋いらずです。
照明
キャンプ場は夜、真っ暗になります。照明を用意しましょう。もしくは日が暮れる前に就寝してしまうのもありかもしれません。
テーブル
キャンプで調理や食事をするときに使います。
チェア
テーブルで食事をするときや、ほっと一息するのに使います。食事テーブルの高さと合わせて購入しましょう。
その他、「夏キャンプ快適ギア」の記事もチェックしてみてくださいね。
初期費用を抑えたい&子連れキャンプに最適な住まいアイテムの選び方と代用品を紹介!
前述したものが、最低限必要なキャンプの住まいグッズですが、未就学児連れのファミキャンであれば代用できるものがたくさんあります。
そこで、初期費用を抑えるべく、優先度の低いものから代用品を紹介します。
ピクニックシートで椅子の代用
キャンプチェアがある方が快適ですが、ピクニックシートに座れば椅子を不要とすることも可能です。
照明はLED!
キャンプの照明と言えばランタンをイメージする方も多いですが、ランタンは手入れが大変。また倒したりすると危ないので未就学児連れの間はLEDの照明が安心です。
我が家ではメインのランタンにPrism(プリズム)の「CLAYMORE ULTRA +(クレイモア ウルトラプラス)」を使用しています。電球色・昼光色に切り替えることができ、明暗の調光も可能で便利ですよ。
寝袋は毛布やお昼寝布団でもOK
寝袋も子どもが小さいうち、特に夏などは布団自体が不要です。保育園などで使用しているお昼寝布団とバスタオルでも一晩快適に寝ることが可能ですよ。※年長さんや背の高い子を除く
2.キャンプデビューの「料理アイテム」! 揃えておきたい必要最低限はコレ!メニュー次第で予算節約可
次に初心者がキャンプデビューするにあたり、揃えておきたい最低限アイテム「料理編」を紹介します。
子連れキャンプでは、凝った食事など料理に長時間かけるのは難しくなります。そこで、朝食は火を使わずに作れるサンドイッチなど、時短メニューをあらかじめ決めた上で、調理器具など何が必要となるのか?を考えながら準備しましょう。
クーラーボックス
冷蔵庫代わり。必須アイテムです。空きの牛乳パックで作った氷が結構長持ちします。
食器&カラトリー
調理した料理を食べる時に使用するお皿や箸、スプーンなどです。お皿はメニューに合わせたものを選びましょう。
キッチンツール
包丁やまな板、おたまなど調理に必要な器具。
鍋&フライパン
火を使うなら鍋やフライパンが必要になります。炭火・網焼きは処理が大変ですので、お子さんが成長してからチャレンジするのが無難です。
加熱器具
キャンプではかまどや炭火で調理することもありますが、未就学児連れやキャンプ慣れしていない方は、カセットコンロからチャレンジしてみてください。アウトドア用のものがあり大変便利です。
ウオータータンク
水場が近いエリアにテントが設営できるとは限りません。調理用やちょっとした手洗い用にも子連れにはウォータータンクがある方が心強いでしょう。
【参考】筆者おすすめのキャンプ飯はドリアミート
ドリアミートはひき肉と玉ねぎのみじん切りだけなので、火が通りやすく調理も簡単。子どもの食いつきもいいです。
残った分は、そのまま鍋をクーラーボックスに入れるなどして匂いが出ないようにし(野生の動物対策)、翌朝温めなおして、パンにかけて食べるのがおすすめ。
料理アイテムの代用品を紹介!自宅キッチンツールを活用&食器•カラトリーは100均調達!収納は段ボール
料理アイテムだって、初期費用を抑えることは難しくありませんので簡単に紹介します。
自宅にあるものを活用
キャンプ用のキッチンツールも他のキャンプグッズと同じく、各種アウトドアブランドがこぞって丈夫で携帯性に優れ、デザインも良いなど...魅力ある製品を多く販売しています。しかしその分、お値段もアップします。
まずはご家庭で使っているキッチンツールを活用してみましょう。おたまやフライ返し、菜箸、包丁なども普段使っているもので何ら問題ありません。
100円ショップの食器がおすすめ
キャンプ用の食器もまた高性能なものが多く、セットで購入すると意外と値が張ります。そこで、おすすめは100円ショップの食器。
筆者のキャンプ用食器はコップを除き全て100円ショップの皿です。
特に未就学児であれワンプレート料理で充分です。洗い物も少なくラクチン&エコです。子供が成長しキャンプ飯へのこだわりが追求できるようになってから、食器をそろえるのも楽しそうですね。
こまごま荷物はコンテナ!段ボールで代用OK
キッチンアイテムは細々としたものが多いため、コンテナなどの収納ボックスに入れるのがベター。
とりあえず「何でもいいや」と買ってしまうと、他のキャンプグッズの収納とうまくバランスが取れず、買いなおさなければならないことも…。(筆者体験済み)
カタチから入りすぎると後悔するかもしれませんので、最初は段ボール箱や家にあるバスケットなどを代用しても良いのではないでしょうか。
未就学児のキャンプデビューは「手軽さ」が大事!成長とともに「手間をかけるキャンプ」が楽しくなる!
「コンロでレトルトカレーを温めてキャンプ場で食べる」それだけでもキャンプって実は楽しいんですよね。キャンプデビュー時から手間がかかることで失敗が増えると、(お子さんも含み)『キャンプ…楽しくない』と感じるかもしれません。
家族みんなでキャンプを楽しむためにも、最初は手軽がいいと思います。
そして少しずつ道具を買い揃え、快適さを追及したり、手間のかかることにチャレンジしたりと、新しいことに取り組んでみてください。子どもも成長するので、回数を重ねるごとに手間がかかるキャンプにやりがいを感じてくるはずです。
初心者の方は全部レンタルのお手軽プランもあります。まずはそちらを活用するのも手ですよ。