西日本から東北では、13日（火）にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。土砂災害に厳重に警戒すると共に、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。

　日本の上空およそ6000メートルに、－6℃以下の寒気が流れ込んでいる。
　また、梅雨前線が日本海から本州を通って日本の東へのびている。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、日中の気温上昇の影響も加わるため、西日本から東北では、13日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込み。
　その後も上空の寒気の影響が続くため、大気の不安定な状態は16日（金）ごろにかけて続く予想だ。

　西日本から東北では、雷を伴った非常に激しい雨が降り、土砂災害の危険度が非常に高まっている所がある。西日本から東北では、引き続き13日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。土砂災害に厳重に警戒すると共に、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。

＜13日（火）夕方までの予想雨量（多い所）＞
　関東甲信　　　120ミリ
　東北、中国　　100ミリ
　北陸、東海、四国　80ミリ

雷・突風

　西日本から東北地方では、13日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。降ひょうのおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。