「気分を変える場所が今はない」
「1人でいろいろ抱え込んでしまって子どもに当たってしまう」
コロナの影響で、子育てを支援する公共施設は軒並み休館。行き場を失い、母親たちは孤独感を強めています。
そんなママたちの育児ストレスを軽くしてくれるのが、「子育てあるある」のイラストです。ママたちから「わかるー!」と共感を集めているイラストに迫りました。
リアルだけどユーモア溢れる「子育てあるある」
子育てあるあるのイラストをSNSにあげているのは、イラストレーターの火山 真子(なほこ)さん。夫と3歳のかいりくんと暮らしています。
このイラストは、パンツデビューを果たしたかいりくんのエピソード。
「うちもパンツデビューしましたが全く同じすぎて読みながらわかるーわかるーと共感」
イラストを見たママたちからは共感する声が上がります。
「イラストでストレス発散」
火山さんはかいりくんが1歳の頃に今の家へ引っ越し、近くに育児の仲間がいなくなったそうです。さらに緊急事態宣言で保育園が休園し、子どもと2人きりで過ごす時間が増えました。
火山さんは「大人と話す機会が少なくなるので、外にも出られなくなってうつうつとしていました」と話します。
育児の記録としてイラストをかきはじめたそうですが、今はイラストをかくことでストレスやイライラを発散できているんだそうです。
ママたちの心も軽くなる
一方火山さんのイラストを見たママたちも、心がふっと軽くなっている様子。
「わかるー。我が家も今保育園お休み中。今ゴミ捨てに一緒に行ったらその流れで水たまり遊びスタート。大人と喋りたいよね」
イラストに共感することで、ママたちも育児ストレスが軽くなっているようです。孤立しがちなコロナ禍の育児において「共感する・共感してもらえる」ことの大切さを痛感します。
「楽しく気楽に子育て」
どれだけわが子がかわいくても、育児におけるストレスはつきもの。
そんな中で火山さんが大切にしているメッセージは
「気楽に楽しく子育てするぞ!」
イラストが楽しく気楽に子育てできるツールになってたらいいなと、同じく子どもを育てるママたちの心に寄り添っていました。
火山 真子さん Instagram:@hiyama_nahoko