試合前からどよめき――。阪神の怪物ルーキー・佐藤輝明外野手(22)が12日のDeNA戦(甲子園)で今季3度目のスタメン落ちとなった。
2位・巨人との首位攻防に負け越して迎えたDeNA3連戦の初戦。聖地につめかけた虎党から「エ~ッ!」と驚きの声が上がったのは、両軍のスターティングメンバー発表時だ。
後攻の阪神のスタメンで「1番・中堅、近本…」から「5番・左翼、サンズ」までコールされた直後「6番・右翼」に続いて「ロハス・ジュニア」と読み上げられると、場内にはどよめきが。球界注目のルーキーだけに、お目当てに球場に来たファンから声となって表れた。
佐藤輝のベンチスタートは、7月2日の広島戦以来、9試合ぶり。ただ試合展開によっては、試合を決める一撃に期待がかかりそうだ。