横浜市は12日、東京五輪に出場するボツワナ選手団の事前キャンプをサポートするスタッフが新型コロナウイルスに感染したと発表した。市内に住む10代の男性で、選手が使う食器を並べる作業をしていた。
市によると、男性は4日と6日に発熱があり、8日にクリニックを受診したところ、鼻づまりや鼻炎によるものと診断された。その後、熱が下がり、10日午前7時から業務を開始したが、同9時にスクリーニング検査を受け、午後8時に陽性が判明した。男性の同日の作業時間は1時間で、ボツワナ側、日本側ともに濃厚接触者はいないという。