卒業する松村沙友理 理想のデートに悩むも「テーマパークデートをすごくしてみたい」

写真集のお気に入りカットを説明する松村沙友理

乃木坂46の1期生としてグループをけん引してきた松村沙友理(28)が13日をもってグループを卒業する。この日発売した卒業記念写真集「次、いつ会える?」(マガジンハウス)を記念し、報道陣のオンライン取材に応じた松村が、心境を明かした。

寝起きカットなど松村の“自然体”が多数収められる本作。お気に入りカットについて、両手でほっぺをつまんでいる写真をチョイス。「メンバーが私のモノマネをしてくれるときに、このポーズをしてくれる子がたくさんいる。無意識でやってたけど、写真で見るのは初めて。この顔をやってたんだなと再発見できたし、自分の素の部分を収めていただいたのが自分にとって新鮮だった」と語った。

改めて卒業する心境を聞かれると、真剣な表情で「いま一番大きく感じてる感情は…」としばし考え「寂しさとちょっと不安も大きくなっているかな。メンバーとの仕事が終わっていって、日常的にメンバーと会話をすることもなくなる。それはすごく寂しさも感じますし、乃木坂46という私にとってホームのグループを抜けてやっていくことが、不安にもなってきている」と告白。

さらに、「これから先、1人でできるのか。芸能の仕事をする中で、メンバーとたくさん話して支え合ってやってきたので。自分の足で立っていけるのか。けっこう不安になってきています…ぜひ皆さん、応援してくださ~い!」と泣きそうなポーズで報道陣にお願い。それでも「1人でやっていくのは自分で決めたことなので、この不安な気持ちに打ち勝ちたい」と前を向いた。

今後については「1つのことをこれがメインですと決めるのではなくて、いろんなことをやっていきたいなという気持ちが強いです。肩書きとしては女優さんになるのかなと思うんですけど、女優としての演技もしっかりやっていきたいですし、バラエティーの番組にも出たいですし、何かやらせていただけるなら、いろんなイベントにも出ていきたい。乃木坂46にいるときも『いろんなことをやってるね』と言っていただける機会が多かったので、卒業してからも何でもやらせていただけたら。あれもこれもやっている人間になりたい」と意気込んだ。

また、卒業してからの「理想のデート」を聞かれると、「うーん、理想のデートか…全然思いつかない。怖いな~女子なのに」と苦笑い。熟考して「定番なんですけど、ディズニーランドとかテーマパークデートをすごくしてみたいです。一緒にアトラクションを1時間とか2時間並んでる間に、たくさんお話してみたい」と明かしていた。

最後にメッセージ。「報道陣の皆さんもファンの皆さんも、たくさん支えてくださってありがとうございました。皆さんのおかげで乃木坂46人生はとても楽しくて、充実したものになったなと思います。卒業するのは寂しい気持ちもあるんですけど、精一杯これからの松村沙友理の人生も、皆さんに元気を与えられるような楽しい人生を送っていけたらいいなと思います。ぜひ今後とも乃木坂46と松村沙友理の応援もよろしくお願いしますと頭を下げ、「がんばりまっちゅん!」と笑顔で締めた。

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