大気不安定 東日本や東北を中心に14日(水)にかけて大雨のおそれ 不安定な状態は16日頃まで続く

13日(火)夕方の発雷確率

 東日本や東北地方を中心に、あす14日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意が必要だ。

 また、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも併せて注意したい。

 この大気の不安定な状態は16日頃にかけて続く見込み。

13日(火)午後9時の予想天気図と上空の寒気

 日本の上空約6000メートルには-6℃以下の寒気が流れ込んでいる。また、梅雨前線が日本海から本州を通って日本の東へのび、この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる。

 さらに日中の気温上昇の影響も加わり、14日にかけて東日本を中心に大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達するおそれがある。

 その後も上空の寒気の影響が続き、16日頃にかけて大気の不安定な状態が続く見込みだ。

大雨

予想される24時間降水量

 東日本や東北地方を中心に、14日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある。

 土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意が必要だ。

雷・突風

積乱雲が近づくサイン

 東日本では14日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。

 また、ひょうが降るおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。

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