大型の深海魚、イシナギが11日、上越市の直江津沖で釣り上げられた。体長は約1・8メートル、重量は117キロ。直江津港で水揚げされたイシナギとしては過去最大だという。
釣り人が乗り込んでいた直江津港の遊漁船「第二八坂丸」によると、釣ったのは長野県の釣り人。初めてのイシナギ釣りだが、117キロと77キロを釣り上げた。重量が100キロ超ということもあり、船内への取り込みは非常に苦労したという。
いとう釣具店(同市春日新田1)によると、イシナギは直江津、名立沖他で夏の釣り物として人気があるが、釣れないことの方が多く、一度に3匹も上がることは極めて珍しいという。