バルセロナ、グリーズマンの「スアレス化」を嫌がる…アトレティコ復帰は不可?

リオネル・メッシとの再契約のためにチームの給与総額の大幅な削減が必要になっているバルセロナ。

放出候補のひとりであるアントワーヌ・グリーズマンには古巣アトレティコ・マドリーへの復帰説が浮上している。

ただ、『SPORT』によれば、バルサはグリーズマンのアトレティコ行きを憂慮しており、プレミアリーグかセリエAに移籍して欲しがっているという。

グリーズマンはバルサが自らを放出したがっていることを察知しており、退団には前向きだそう。彼は古巣への復帰を優先的に考えているものの、バルサ側はそれを憂慮している。

その理由のひとつは、バルサが欲しいような交換要員がアトレティコにいないこと。もうひとつは、ルイス・スアレスのようにライバルの強化になってしまう点。

バルサは功労者だったスアレスを追い出すような形で放出した。当初はユヴェントスに移籍するはずだったが、イタリア国籍取得のためのテストで不正が発覚したこともあり破談。その後、アトレティコに移籍するとゴールを量産して、リーガ優勝に大貢献した。

彼の穴を埋められなかったバルサはリーガ3位と苦渋をなめた。その二の舞になるのを避けるためにもグリーズマンの放出先は国外クラブにしたい考えのようだ。

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ただ、『Manchester Evening News』では、「バルサはマンチェスター・シティが今夏のグリーズマン獲得に興味がないことを把握している」と気になる最新情報も伝えている。

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