【無印良品】健康領域へ参入/「まちの保健室」展開開始/予防・維持から薬までを一気通貫で提供

【2021.07.13配信】無印良品は、"健やかな暮らし"を支える商品・情報・サービスを提供する健康領域に参入すると公表した。第一弾として、予防・維持から薬までを一気通貫で提供する「まちの保健室」を7月20日に「無印良品 直江津」(新潟県上越市)の店内にプレオープンする。

無印良品では、健康領域参入の背景として、同社が「人と人、人と自然、人と社会をつなぐプラットフォームでありたい」との理念を掲げていることを挙げる。
高齢化やコロナ禍により、健康への関心と不安は増しており、生活者の健やかな暮らしの役に立つために、日頃の生活習慣や環境を整えるきっかけを作り、自分の健康と気軽に向き合える場を目指すために「まちの保健室」を開始するとしている。

身体の状態を知ることからはじまり、外的要因から守る「予防」、心身や環境を整える「維持」、万一の際の薬の提供や健康に関する情報までをワンストップで網羅した商品・サービスの提供を目指す。

「気軽に測って、聞いて、話して、すっきりして帰る、どなたでも立ち寄れる場所をつくる」ことを目指すという。

2021年7月時点の「無印良品 直江津 まちの保健室」の主な機能は、以下の通り。
①【予防、維持】商品販売
衛生用品、寝つきをよくしたり眠りを深めたりするのを助ける寝具やアロマ、軽い運動に適したウェアやシューズ、体を整える食品(糖質10g以下のお菓子や高たんぱくのお菓子)など、無印良品で展開している商品を中心に、健康維持に関連した商品をまとめて提案。
②【調剤】薬局
処方せん薬から漢方を始めとした一般用医薬品を取り扱い、地域のニーズに応える薬局。一人ひとりのかかりつけ薬局として地域の方々に安心を届け、健康をサポート。また、漢方薬を多く取り揃え、健康相談カードを使用し、個人個人の体質や症状を聞きながら、体に本来備わっている自然な治癒力を助け、おだやかに体を改善していく漢方を日常生活に取り入れやすい形で提供(医薬品・一般用医薬品販売:クオールホールディングス株式会社)。
③【見える化】からだの測定
店頭で身長、血圧、体組成(体脂肪率や筋肉量など)を医療現場などで使用されているプロ仕様の機器で測定できる。測定データの変化を見てもらうことで、トレーニングや健康管理の成果が分かる。イベントへの参加と合わせて利用してもらうことで、長期にわたってからだの変化を把握してもらえる。(測定機器協力:株式会社タニタ)
④【予防、維持】健康に関するイベント
クオールホールディングスによる「健康体操講座」「からだ健康度測定会」「薬剤師の漢方講座」「子育て大学」「管理栄養士セミナー」のほか、上越市・頸城自動車・良品計画の3者連携包括協定に基づき、行政・地域医療・地域事業者と連携して、地域に根差した健康をテーマとしたサービスや情報を提供。
健康体操講座は毎週水曜日、無料で開催。週に一度、運動ができる通いの場を提供。
からだ健康度測定会は月1回、第一日曜日に無料で開催(一部有料)。健康作りに役立つ「からだ健康度測定会」として血圧血流測定、骨量測定、体組成測定、疲労ストレス測定、健康カウンセリング等を行い、日頃から自分の健康状態を知る事で、病気の予防や生活習慣の見直しができる。
薬剤師の漢方講座は月1回、第一木曜日に無料で開催。一般の人向けの漢方講座。未病の対策に、健康のサポートに、気軽に漢方を取り入れられるよう専門家が分かりやすく説明。
子育て大学は月1回、第二木曜日に無料で開催。育児についての悩みを抱えたご家族の相談窓口です。薬剤師をはじめ多岐にわたる職種の方を招いて、育児イベントなどを実施予定。
管理栄養士セミナーは月1回、第三木曜日に無料で開催。クオールの管理栄養士が食事・栄養摂取に関するセミナーを行う。
なお、イベント開催にあっては、顧客および従業員の安全と健康を配慮し、新型コロナウィルス感染拡大予防対策をとる。新型コロナウィルスの影響により、一部内容、開催スケジュールに変更が発生する可能性がある。

「無印良品 直江津 まちの保健室」の概要は以下の通り。
所在地は新潟県上越市西本町3-8-8 直江津ショッピングセンター2F「無印良品 直江津」内。
まちの保健室面積は約40坪。
オープン日は2021年7月20日(火)にプレオープン。
2021年8月1日(日)にグランドオープン(調剤開始予定)。
営業時間は、10:00~20:00。
電車を利用の場合は、えちごトキめき鉄道・直江津駅下車、徒歩約10分。

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