非正規3人が中途退職 県精神保健福祉センター

 県民の心の相談に当たる非正規の会計年度任用職員5人が事前告知なく大幅に降給された県精神保健福祉センター(宮崎市)で、2020年度以降に別の同職員4人が1年間の任用期間中、体調不良などを理由に中途退職や休職状態になっていたことが12日、関係者への取材で分かった。人員減に伴う補充はできていない。新型コロナ禍などを受けて増大する業務に対し、フルに働ける正規職員の配置が限られ、低待遇の非正規にしわ寄せが及んでいる実態が浮き彫りとなった。

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