世界的歌姫セリーヌ・ディオンの半生を初映画化 大恋愛も描く 「ヴォイス・オブ・ラブ」公開決定

世界的な歌手として知られるセリーヌ・ディオンをモデルにしたラブストーリー「ヴォイス・オブ・ラブ」が、2021年冬に劇場公開されることが決まった。

「ヴォイス・オブ・ラブ」でモデルとなるのは、アルバム総売上2億5000万枚を超え、グラミー賞を5回も受賞した世界的歌姫のセリーヌ・ディオン。14人きょうだいの末っ子として生まれ、のちに夫となるプロデューサーのレネ・アンジェリルに才能を見いだされたセリーヌは、12歳で歌手デビューする。以降、スーパースターとしての階段を駆け上がり、映画「タイタニック」のテーマ曲である「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」、や映画「美女と野獣」の「Beauty And The Beast」など、数々の名曲を世に送り出してきた。

本作は、スーパースターとして今なお輝きを放ち、近年ではファッションアイコンとしても注目を集めるセリーヌの半生を初めて映画化した作品。ひとりの少女が世界的歌姫へと成長していく姿を描きながら、12歳のデビュー当時からひそかに恋心を寄せてきたプロデューサーとの大恋愛を、合計約30曲の、セリーヌの大ヒット曲や同時代の名曲たちに乗せて描き出す。

監督と脚本に加えて主演を務めたのは、フランスの女優・映画監督であるヴァレリー・ルメルシエ。セリーヌの膨大な資料を丁寧に調べ上げ、ユーモアとフィクションを交えながらセリーヌの半生を再現した。

なお本作は、現在開催中のカンヌ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に正式選出されており、現地時間7月13日(日本時間14日)に上映される。レッドカーペットには、監督・脚本・主演を務めたヴァレリー・ルメルシエほか、共演のダニエル・フィショー、シルヴァン・マルセル、アントワン・ヴェジーナ、ロック・ラフォーチュンの登壇が予定されている。

【作品情報】
ヴォイス・オブ・ラブ
2021年冬 ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか 全国ロードショー
配給:セテラ・インターナショナル
©Rectangle Productions/Gaumont/TF1 Films Production/De l'huile/Pcf Aline Le Film Inc./Belga

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