【MLB】大谷翔平の「打球は全部爆弾だ」 対戦相手は勝ったのに驚愕「負かされると…」

エンゼルス・大谷翔平(手前)を破ったナショナルズのソト【写真:Getty Images】

戦いの後は健闘のハグ「僕たちは100%出し切って、2人とも勝者」

エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われたホームランダービーに日本人で初めて出場し、惜しくも1回戦で敗れた。フアン・ソト(ナショナルズ)との対戦は延長の末に28本で並び、3スイング対決の再延長で決着。大激闘を制したソトはダービー終了後「とても楽しかったよ。2人ともヘトヘトだった。僕たちは100%出し切って、チャンピオンのようにやり切った。2人とも勝者という感じがするし、また対戦できたらいいね」と健闘を称えあった。

互いに譲らない戦いだった。持ち時間3分間とボーナスタイム1分間でソトが22本放ったのに対し、大谷も22本の同点に。1分間の延長戦に入り、ソトが6本、大谷も6本でまたも同点となって再延長に入った。3スイング限定の勝負では、ソトが3本全て放ったに対し、大谷は1本目でスタンドインできなかった。

戦いを終え、大谷と笑顔で抱き合ったソトは「彼にリスペクトを示したかった。競争が終わったら、僕たちはフレンズだ」と強調。開始直後にライナーを連発しながらも、だんだんと特大弾を重ねていった大谷の姿に「負かされると思ったよ(笑)。7本、8本と連続で叩き込んでいたからね。彼はアメージングだよ。彼の打球は全部爆弾だ。弱いホームランは1本もない。彼が打った打球は全部はるか遠くへ飛んでいくんだ」と驚愕した。

ダービーは、準決勝でソトを破ったメッツのピート・アロンソが史上3人目の連覇を飾り、賞金100万ドル(約1億1000万円)を手にした。(Full-Count編集部)

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