「鮎」じゃないよ「猿」だよ 低アルコール酒発売 「家飲み」需要に対応 鮎正宗酒造

 鮎正宗酒造(妙高市猿橋)は12日、低アルコール度の日本酒「さるはし~チルチル♪~」と「おりがらみ」を本数限定で発売した。低アルコール飲料需要やコロナ禍で増えた家庭での飲食機会への浸透を図る。

「さるはし~チルチル♪~」(左)と「おりがらみ」

 「さるはし―」は、もろみ(米、米こうじ、酒母、仕込み水をタンクに混ぜて発酵させたもの)をすくい取ったような中身が特徴。5%という低アルコール度と乳酸飲料のような飲み口から「鮎正宗」と一線を画すとして、所在地の地名を取って「さるはし~チルチル♪~」とした。

 「おりがらみ」は、デザートワインを思わせる味わい。ワイングラスで飲むのに向き、料理と組み合わせなくても楽しめるという。

 「さるはし―」は500本限定。500ミリリットル入りで1100円(税込み)。「おりがらみ」は700本限定。720ミリリットル入りで1540円(同)。上越、妙高両市の鮎正宗酒造特約店で販売する。

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