【高校野球神奈川大会】三浦学苑、六回コールド勝ち 11―1で綾瀬西下す

【三浦学苑-綾瀬西】

 高校野球の第103回全国選手権神奈川大会は13日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかで2回戦が行われ、昨夏の代替大会で4強入りした第3シードの三浦学苑が11─1で綾瀬西を六回コールドで破った。横須賀地区初となる甲子園出場に向けて、順調に滑り出した。

 三浦学苑は初回に阿部純成(2年)、本多草太(3年)の連続タイムリーなどで3点を先制。三回以外は毎回安打で小刻みに得点を重ねた。

 先発の新井裕翔(同)は直球とスライダーを軸に毎回の9奪三振と、5回を1失点にまとめた。

 昨夏は準決勝で、優勝した東海大相模に1─7で敗れ、今春の県大会4回戦でも東海に0─10で完敗を喫した。樫平剛監督は「一冬を越えて打線が振れるようになってきた。経験させながら戦っていきたい」と話した。

 三浦学苑は3回戦で厚木清南・愛川・中央農と対戦する。

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