乃木坂46卒業の松村沙友理、写真集に込めた“2つの思い”とは

13日に人気アイドルグループ・乃木坂46を卒業する松村沙友理(28)が8日、写真集「次、いつ会える?」発売記念オンライン記者会見に出席した。

写真集のテーマは〝俺だけの松村沙友理〟。表紙のカットは、彼氏をのぞき込む彼女像をイメージし撮影に望んだという。「1人の『松村沙友理』という人間を、この本を手に取っていただいて、独り占めして欲しいなって思いがあります。リアルな彼女感っていうのを大切にしました」とはにかんだ。

また、タイトル「次、いつ会える?」には、もう1つの意味が込められていることを明かした。「今までは結構、握手会やライブなど、定期的にいろんなイベントがあって、『次はここで会える』って決まっていた予定がありました。でも卒業することによって、次に会える確証がなくなってしまった。なので『次、いつ会える?』っていう言葉に、『会えなくなったけど、私はまだまだファンの皆さんに会いたい!』と思っている気持ちを、アイドルの松村沙友理としても込めたつもりです」と話した。

10年間活動したグループからの卒業に「寂しさと不安が大きくなっています。どんどん乃木坂46のメンバーと一緒にやる仕事が終わっていって、こうやって日常的にメンバーと会話することもなくなるんだなっていうのを実感してきて...。乃木坂46という私にとってのホームのグループを抜けて、1人でやっていくって事が、結構今、不安にもなってきています。これから先1人で出来るのか、私は芸能の仕事という中で、メンバーと沢山しゃべって支え合ってきた人間なので、そこから独り立ちして自分の足で立っていけるのか、と不安になってきている気持ちです。だからみなさん応援してください…」と素直な心境を吐露した。

一方で「でも自分1人で頑張るって決めたので、この不安な気持ちに打ち勝っていきたい」と強い意思も。「今後は、1つのことをメインにするのではなく、いろんな事をやっていきたいなっていう思いが強いです。肩書きとしては女優さんになると思うんですけど、女優としての演技のお仕事もしっかりやっていきたいですし、バラエティにも出たい。乃木坂46にいるときも私は『結構いろんな事をやってるね』って言っていただけるタイプだったので、卒業してからも何でもやらせていただけたらうれしいです」と言葉に力を込めた。

これまでの乃木坂46での活動を振り返り、充実感を漂わせた松村。「皆さんにこれからも元気を与えられるような楽しい人生を送っていければと思います。でもそのためには皆さんの応援がぜひとも必要なので、今後とも乃木坂46合わせ、松村沙友理の応援をよろしくお願いします。がんばりまっちゅんっ!」と、乃木坂46としてのキャラクターを全うする形で締めくくった。

(よろず~ニュース編集部)

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