【東京五輪】バッハ会長〝チャイニーズピープル失言〟に「本音の現れ」と批判殺到

橋本会長らと会談したバッハ会長(ロイター)

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)の〝失言祭り〟に批判の嵐だ。

バッハ会長は13日、東京・晴海の東京五輪・パラリンピック組織委員会を表敬訪問し、橋本聖子会長(56)らと面会。その際に「最も大事なのはチャイニーズピープル」と発言。すぐさま「ジャパニーズピープルの安全だ」と言い直し、最後には「ガンバリマショウ」と締めくくったが、ツイッター上では「#チャイニーズピープル」「#バッハ会長痛恨」など、バッハ会長に関するワードが複数トレンド入りを果たした。

東京五輪の開幕まで残り10日あまりとなったが、北京五輪の開幕はまだ半年以上先の話。それにもかかわらず、日本よりも中国を意識しているかのように見える発言に、ネットでは「言語学のスピーチ分析でも、言い間違いは本音の現れとみなされます」「バッハは言い間違えたのではない、、、本心でしょ、、、?」「気分は北京五輪か!?おおん!!」と怒りの声が相次いでいる。

失言といえば、組織委前会長の森喜朗会長(83)が、2月上旬の日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で、女性理事を増やす方針に関連して「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと話したことが大きな話題となった。

もはや東京五輪の重鎮たちは〝失言グセ〟が身に付いているのかもしれない…。

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