静岡県で約110ミリの猛烈な雨 記録的短時間大雨情報

13日(火)午後6時50分の雨雲の様子

 気象庁は、静岡県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。

【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】

静岡県

浜松市北部山間部付近 約110ミリ(午後6時50分)

 上空の寒気や湿った空気の影響で、静岡県は大気の状態が非常に不安定となっている。

 降り続く大雨のため、土砂災害警戒区域等では命に危険が及ぶ土砂災害がいつ発生してもおかしくない非常に危険な状況となっている。

 浜松市北部では、13日(火)午後6時45分に土砂災害警戒情報が発表された。今夜遅くまで土砂災害に警戒が必要だ。

【警戒レベル4相当情報[土砂災害]】

 避難が必要となる危険な状況となっている。崖の近くなど土砂災害の発生しやすい地区に住む方は、早めの避難を心がけるとともに、市町から発表される避難指示などの情報に注意が必要だ。

■記録的短時間大雨情報とは

 1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。

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