立憲民主党が西村大臣を猛批判 小西洋之参院議員「めちゃくちゃにもほどがある」と麻生財務相のダブル辞任迫る

西村氏(左)と麻生氏

立憲民主党の枝野幸男代表(57)と福山哲郎幹事長(59)は13日、新型コロナウイルス対策としての酒類提供を巡る西村康稔経済再生担当相(58)の「金融機関から順守を働きかけ」発言に対して、猛批判を展開した。

枝野氏は国会内で行われた党会合で、政府内で事前調整があったとして「西村氏個人にとどまらず、政権全体の問題だ」とした。

福山氏は会見で「銀行を通じて飲食店にお金を引き下げさせるというのは考えられないです。銀行にお金を引き下げるというのは、飲食店に対し『つぶれろ!』と、酒類卸の方々には『商売するな!』と言っている。そういう発想だから、緊急事態宣言下でオリンピックを開催するような状況に陥っているふうに思います」と話した。

また麻生太郎財務相(80)は金融機関への働きかけ方針の報告を受けた際に「普通に考えればおかしい。放っておけばいいと言った」と対応していたとされる。

小西洋之参院議員(49)はツイッターで、「『放っておけ』では金融担当大臣の責任放棄だ。また、西村大臣との閣内不一致の責任も重大だ。めちゃくちゃにもほどがある。麻生大臣と西村大臣は辞職すべきだ」とダブル辞任を迫った。

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