大学時代に脅威の身体能力が開花していた武井壮

タレントの武井壮、稲村亜美らが12日、都内で行われたバーチャル高校野球「女子高校野球LIVE中継」発表会に出席したことを、各メディアが報じた。

同サービスでは、今年の「第25回全国高等学校女子硬式野球選手権大会」の3回戦から決勝までの試合をライブ中継。

武井は「多くの人に見られてするプレーは、“スーパースターになるチャンスがここにあるよ”ってことだと思いますから、ぜひ全試合、全プレー、最高なプレーを目指して、スーパースターになっていただきたい」とエールを贈ったという。

武井といえば、先月、日本フェンシング協会の会長に就任したばかり。稲村が「フェンシングやってみたいです!」と興味を示すと、「今、様々な企画をねってます。スペシャルマッチみたいなこともプロモーターとしてやってます。とてつもない相手を用意してスペシャルマッチを組みます」と挑戦をすすめた。

東京生まれの武井は、中央学院大学にスカウトされ、神戸学院大学卒業後に進学。1997年の第81回日本陸上競技選手権大会十種競技において、競技歴2年半で優勝。100メートル走ベスト記録の10秒54は2015年まで、十種競技・100メートルの日本最高記録だった。

その後、プロゴルファー、プロ野球選手を目指した時期もあったが、06年ごろからテレビに出演するようになった。

「大学時代に脅威の身体能力が開花したが、そんな能力を持ちながらも埋もれたままだった。都内のスポーツバーで、犬用ガムを噛んで顎を鍛えている所をピエール瀧に見出された。いわば瀧は武井にとっての大恩人」(芸能記者)

タレント活動を続けながら、陸上競技のマスターズ大会にも随時出場。世界大会で金メダルを獲得している。

今後はその知名度や人脈を生かしてでフェンシングの普及に励むことになりそうだ。

© 株式会社ジェイプレス社