【U―24】DF中山雄太 “急造サイドバック”も本番に手応え! 左MFとのコンビ構築にも自信

ホンジュラス戦で手応えをつかんだDF中山雄太

東京五輪に臨むU―24日本代表DF中山雄太(24=ズウォレ)が左サイドバックに手応えをつかんでいる。

本職は守備的MFだが、今大会は不慣れな左サイドバックでの選出となった中山はかねて「任されたポジションはどこでもやれるようにしたい。いろいろなポジションを経験することで自分の成長にもつながる」と前向き。12日のU―24ホンジュラス戦では左サイドバックで先発し、好パフォーマンスを見せた。

「僕自身、トレーニングでチャレンジしながらの結果。自分の中で築き上げてきている部分なので本大会に今よりも良くなっていけるようにやっていきたい」と手応えも十分のようだ。

さらに試合中に縦の関係となる左MFとの連係にも自信を示した。12日の試合ではMF三好康児(24=アントワープ)とコンビを組んだが「康児はタメがつくれるので、1人にさせないようにした。相馬(勇紀=24、名古屋)ならば1人で(敵DFを)はがせる力があるので、僕が行くと(敵DFのマークが増えて)2対2なるから、1対1になるように意識する」とし、コンビを組む相手でプレースタイルを変えるという。

「まずは自分自身のことをクリアにしなければならないけど、どの選手とやるのか、その特長に合わせていきたい」と話していた。

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