フェデラー 衝撃の東京五輪欠場表明「不幸なことにヒザの故障が再発した」

無念の欠場を表明したフェデラー(ロイター)

男子テニスで4大会大会優勝歴代1位タイの勝を挙げている世界ランキング9位のロジャー・フェデラー(39=スイス)が13日(日本時間14日)、自身のツイッターを更新し、東京五輪欠場を表明した。

「私は芝コートのシーズン中、不幸なことにヒザの故障が再発し、東京五輪から撤退しなければならないことを受け入れた」とヒザのケガが原因だとし「とてもがっかりしている」などと記した。

2012年ロンドン五輪シングルスの銀メダリストは、先の4大大会・ウィンブルドン選手権のシングルスで準々決勝敗退。東京五輪で雪辱を期すとみられたが、ケガで出場を回避した16年リオ五輪に続き、参加を見送った。

男子テニスでは世界ランキング3位のラファエル・ナダル(35=スペイン)を筆頭に、同6位のドミニク・ティエム(27=オーストリア)、ニック・キリオス(26=オーストラリア)ら人気選手が次々に出場を辞退。女子でも辞退者が相次ぐ中、日本のカジュアル衣料品店「ユニクロ」と契約するフェデラーは目玉選手の1人だっただけに、その欠場で大会に衝撃が走りそうだ。

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