芸能人のプライベート報道はどこまで許される?竹山「スタジオを出たら一枚も撮られたくない」

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」で、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

2021年7月12日(月)夜9時からの放送では、「ABEMA」でも生放送された『第42回ABCお笑いグランプリ』で優勝したお笑いコンビ・オズワルドの畠中悠と伊藤俊介が生出演し、漫才を披露した。番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山が「昔から予選とかあったりしたけど、関西の人しか優勝しないだろうと思っていたから、俺らの時は誰も関東から受けに行かないっていうような風潮があった」と明かし、「オズワルドが優勝したことによって来年からまた変わるんじゃないですか?」と関東出身のオズワルドを祝福した。これに対し、伊藤は「めちゃくちゃ嬉しい」と喜びを噛みしめ、関東出身の芸人が初めて優勝したことに触れ「東京の若手は本当に初めてですから、革命なんじゃないかなと」と語った。

■繰り返される緊急事態宣言にカンニング竹山「僕はワクチンしかないと思う」

続いて番組では、東京都に4回目の緊急事態宣言が発出されたことについて議論を展開。急速にワクチン接種が進む一方、感染対策や発出の基準はこれまでの宣言と同様のままになっている現状を話し合った。

番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は「結論的には僕はワクチンしかないと思う」と切り出し、規制の緩和については「重症者数と死者は圧倒的に少なくなってるし、ワクチンを打った人からどんどん外に出すべきだと思う。徐々に徐々にやっていかないといけない。誰かが『こうする』と言わない限りは動かないので、それを政治判断で今こそちゃんと決めてほしいと思う」と主張した。

また、レギュラーコメンテーターでジャーナリストの堀潤はワクチン接種におけるデジタル対応の遅れを指摘。EU各国を例に挙げ「ワクチンの接種情報と普段の健康状態をどう共有して、人の移動につなげていくのか?モバイルアプリの開発を進めている」とした上で、「なぜ日本はできないのかと悲しい」と話した。これに竹山も「デジタル分野における“自国で開発して運用する”ということは実はあまり進んでいなかった文明なのでは」とコメント。堀も「技術の足元が何か崩れているのでは」と同意した。

放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。

■芸能人のプライベート報道はどこまで許される?竹山「スタジオを出たら一枚も撮られたくない」

さらに番組では、俳優で歌手の福山雅治が自身の子どもの写真を週刊誌に無断掲載され、福山が「一線を越えている」と批判したことについて報じた。有名税と言われてしまう芸能人のプライベート報道はどこまで許されるのか議論した。

番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は「家族とかお子さん、奥さん、親族はダメですよ。いくらモザイクかけても言語道断だと思います」と福山の主張に同意した。その一方で、「紙媒体側の事情を考えるとインターネットが出てきてこれだけ雑誌が売れないと、食い扶持を確保するためにスクープを撮りたいという気持ちもわかる」と理解を示しつつも、「でもそれをやっちゃうとすべてが壊れないかい?ルールが違くないかい?ネットで拡散されるわけだからその責任は誰が取るんだい?と思う。今こそ考える時期ではないだろうか」と問題提起をした。

また、竹山は「芸能人の中にはプライベートの写真を出してほしい人もいる」とコメントし、掲載にあたり「一旦聞かなきゃダメだと思う。『出したい芸能人はモザイクありだったら良い』って言うかもしれない」と自身の考えを述べた。

さらに、「竹山さんが一番嫌だった表現は何ですか?」という視聴者からの質問に対して、竹山は「ホンネを言うと、アベプラのスタジオを出たら一枚も撮られたくない。家の近所歩いているのもスーパー行っているのも嫌だ」と回答。「ロケ中にツイートで『竹山発見』と投稿されるのもホンネを言うとめちゃくちゃ嫌」と明かした。

本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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