北陸が梅雨明け 平年より9日早い

14日(水)午前11時ごろの新潟市内の様子(撮影:ウェザーマップ)

 きょう14日(水)午前、新潟地方気象台は、北陸が梅雨明けしたとみられると発表した。
 平年に比べて9日早く、昨年に比べて18日早い梅雨明けとなった。北陸ではこれから週末、週明けにかけて、山沿いを中心に夕立があるものの、太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多い見込み。

 北陸は6月18日(金)に、平年より1週間遅く梅雨入りの発表があった。6月の降水量は平年の76%にとどまったが、7月は新潟など降水量が多くなった地域もある。なお、梅雨の期間は、1か月に満たなかった。

■梅雨期間降水量(6/18~7/13まで)(速報値)
   降水量  平年比
輪島 140.0ミリ 61%
相川 258.0ミリ 138%
新潟 281.0ミリ 153%
金沢 234.5ミリ 98%
伏木 202.5ミリ 90%
富山 235.0ミリ 98%
高田 285.0ミリ 146%
福井 279.5ミリ 125%
敦賀 196.0ミリ 102%

 なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。

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