事故物件住みます芸人・松原タニシ最新刊『死る旅』発売!

株式会社二見書房は事故物件住みます芸人・松原タニシ氏の最新刊『死る旅』を7月9(金)に発売。 著者の松原タニシ氏は“事故物件住みます芸人”として事故物件に転々と住み、 数々の不思議な現象を体験し話題を呼んできた。 しかし、 事故物件に慣れてしまい、 心霊スポット巡りにも飽きてしまう……恐怖がない、 感動がない、 何もない――そんな心境から本書は始まる。 「触ると即死の石」「見てはいけない祭」「米を作ると死ぬ田」「死者へ手紙が届くポスト」など、 さらなる唯一無二の体験を求めて著者が〈死にまつわる場所〉を巡り、 現地の方々に話を聞き、 書き下ろした20の紀行文を収録。東北から沖縄まで様々な土地での体験談が味わえるとともに、 “事故物件住みます芸人”として「死」に深く関わってきた著者が「死」とは何かを問い直すノンフィクションだ。 全国で怪談イベントが行われ怪談本もヒットし、 心霊スポット巡りなどの動画配信も大人気の現在は「実話怪談ブーム」と言われている。 そんな中、 祟り伝説の地やあの世との境界、 死者に関わる仕事の現場などを訪れ、 オカルトや自分自身について改めて考える著者の旅は、 怪談ファンに新鮮な驚きを与えている。 また「人生100年時代」と言われ老いから死までが長期化し、 思いもよらなかった感染症が急激に世の中を変えた今、 幅広い世代が自分の終活、 どう死ぬかについて考え直している。

目次

・熱海、 未完の橋を目指して逃亡の旅 ・心霊スポットに飽きちゃった? 自我崩壊、 目的のない旅 ・精霊、 通り魔、 生首女……恐怖が渋滞する異国の地・タイ ・宮崎で七百体の石像と戯れ、 神話の世界を大冒険 ・正義とは何なのか? 鬼の棲む城で命がけの崖くだり ・出会って〇秒で即死する怨霊 七人ミサキを追いかける ・いざなぎ流の太夫が見た、 変な死に方をしたうしろのモノ ・伝説の霊能者の聖地にて確実に豹変する後輩芸人 ・自殺の名所・東尋坊に行っても自殺者の気持ちはわからない ・原稿の締切守れずリアル島流し 流刑の島とキリシタン島で執筆 ・絶望と希望が同居する廃墟の島には猫がいっぱい ・島中の電灯が消える時、 神様は絶対に見てはいけない ・この世とあの世の境界で死者への手紙を天国に届ける ・沖縄戦激戦地と防空壕でありったけの地獄巡り ・人は裏切る、 遺体は裏切らない 遺体管理人が見つけた居場所 ・孤独死について考えた 東北いわきで生と死の祭に参加 ・二十六年と十年経って、 初めて向き合った二つの震災 ・即身仏になるために死ぬけど即身仏は永遠に死なない ・人のために力を使い続ける現代のシャーマン ・触れば即死、 指差しても吐血のたたり石で百物語

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