【高校野球神奈川大会】第1シード桐光学園、コールド発進

【桐光学園-横浜南陵】

 第103回全国高校野球選手権神奈川大会は14日、サーティーフォー保土ケ谷球場などで2回戦が行われ、第1シードの桐光学園は9─1で横浜南陵を七回コールドで下し、初戦を突破した。

 今春の県大会準優勝、関東大会4強の桐光は集中打で圧倒。四回に5単打を集めて3点奪うと、六回には4長短打などで4点追加した。

 先頭篁哲郎(2年)と主砲寺井雄人(3年)がともに3安打と躍動した。投げては先発左腕の渋沢康羽(3年)が6回無失点と好投した。

 松井裕樹(楽天)を擁した2012年以来の甲子園を目指す野呂雅之監督は「初戦はいつもしどろもどろ。打線は序盤硬かったが、2巡目から修正できた。先発の渋沢もしっかり投げた」と振り返った。

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