美 少年にとってのヒーローは? 嵐、キンプリ、KAT-TUNへ熱烈メッセージ!?

テレビ朝日系で7月31日にスタートする、美 少年/ジャニーズJr.が本格的な戦隊ヒーローにチャレンジする連続ドラマ「ザ・ハイスクール ヒーローズ」(土曜午後11:00)の制作発表記者会見が行われ、美 少年のメンバーの岩﨑大昇、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世がドラマへの意気込みや、本邦初公開となるヒーローへの変身ポーズを披露した。

美 少年の6人が、長い歴史を誇る戦隊ヒーロードラマにチャレンジする本作では、“戦隊ヒーロー”と“学園ドラマ”という要素に加え、戦隊ヒーローの最大の持ち味・ヒーローアクションと、ダンスや舞台で鍛えられたジャニーズメンバーの魅力も融合。この新しいタイプのヒーロードラマへの出演に、「男の子だったら一度は憧れる戦隊ヒーローになれる!」と美 少年メンバーたちも大興奮の様子を見せた。

「カッコいいアクションやスーツ、ヒーローへの変身など、ものすごく楽しい要素もいっぱいあるんですけど、人間のものすごく熱いところを描いたヒューマンドラマの部分も注目してほしい」と岩﨑が話すと、那須も「毎話、このセリフいいなーって思うところがある」と共感。さらに、会見では急きょ、変身ポーズも初公開され、6人それぞれの個性を生かしたポーズに、会場の報道陣からは大きなどよめきが上がり、無数のシャッターが切られていた。

また、会見では、ドラマのエンディングテーマを美 少年が担当することが発表され、ステージで初披露された。タイトルはドラマと同じく「ザ・ハイスクール ヒーローズ」。浮所は「あらためていい曲ですね」とにっこり。振り付けを担当した藤井は「両手で“3”を作って、6人のヒーローだよ、ということを表しています。“青春ダッシュ”という歌詞のところは、走っているような振り付けを使っていて、結構手も足も動かすので、お子さんも楽しく踊れるし、お父さん・お母さんはダイエットダンス的にも楽しめると思います」とポイントを明かした。

そして、ドラマの主題歌はKAT-TUNが歌う「EUPHORIA(ユーフォリア)」に決定しており、那須は「去年の(同局のドラマ)『真夏の少年~19452020』ではKis-My-Ft2の皆さん、今年はKAT-TUNの皆さんが歌ってくれるなんて、せいたくだよね」と感激。岩﨑も「ドラマの映像とめちゃくちゃ合っていて“うわ、かっけぇー!”と思いました!」とコメント。そんな中、美 少年からKAT-TUNに「KAT-TUNの皆さんのスケジュールが合えば、ぜひドラマに出演していただきたいです!」とステージ上から熱く呼びかけた。

加えて、岩﨑は「このドラマは特撮も素晴らしくてカッコいいアクションやヒーロースーツなど、ヒーロードラマとして、ものすごく楽しい要素もいっぱいあるんですけど、人間のものすごく熱いところを描いたヒューマンドラマの部分にも、ぜひ注目してほしいです。セリフの一言一言が刺さるので、お子さんもすごく楽しいと思うんですけど、大人の方も『あぁ!』と思える部分がたくさんあると思います。老若男女、ものすごく楽しめる作品になっていますし、僕たちも全力で演じさせていただきます。応援のほどよろしくお願いします!」と本作の魅力を伝えるとともにあいさつ。

初めて本格的な戦隊ヒーローに挑戦する手応えと見どころについて「やっぱり変身は大興奮ですよね! 皆さんも男の子だったら、戦隊ヒーローは子どもの頃からの夢だと思いますし、それにとうとうなれるという…! アクションもものすごく見どころなんですけど、僕的な見どころは『変身するところ』なんですよね。それぞれのキャラクターがどういう状況で変身していくのかが、ものすごく熱い要素になっているので、注目ポイントだなって」と明かした。

また「自分にとっての“ヒーロー”は?」という質問には、「『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしさんは、僕の中ですごいヒーロー! そもそも家族を守るお父さんという存在は、地球上でめっちゃヒーローだと思うんです。ひろしさんもここぞというときに、しんちゃんのために頑張ったりして、『本当にカッコいいな。ヒーローだな!』って思いますね」と笑顔で答えた。

佐藤は「(土門)龍平は学園一の運動神経をもっていて、バスケットボール部のエースでもあるかっこいい人物です。そして、何よりカレーが大好き! そんな龍平くんでございます」と自身が演じる役どころを紹介し、本格的な戦隊ヒーローに挑戦することについて「龍平はバスケをやっているので、戦う時にもバスケのフォームを使います。しかも、ほかのメンバーには武器があるんですけど、龍平だけないんです! 力強いので、武器なんていらないということで、素手で戦いますので、そのあたりにも注目してください。アクションも頑張っています!」とアピール。

「自分にとっての“ヒーロー”は?」という質問には、「嵐の相葉(雅紀)くんです! 後輩が言うのも何なんですが、相葉くんはカワイイんです。すべての人から愛されていて、ありのままの相葉くんがとてもカワイイんです。去年のドラマ『真夏の少年~19452020』の時には、『見てるよ』ってメールをいただきました。『演技はどうですか?』って聞いたら、『今のままで大丈夫だから頑張って!』と言ってくださって、キュンキュンしました(笑)。最近会えていないので、お会いしたいです。相葉くん、今回のドラマも見てください!」と相葉にラブコールを送り、会場を沸かせた。

那須は「(滝川)雄亮は学年一の偏差値を誇る生徒で、さらに野球部のエースで、後輩からも同学年のみんなからも信頼される人物です。僕も野球をやっていたので、その点は共通点もあって、すごく楽しみながらお芝居をやっています」と心境を述べ、「アクションシーンも見どころだと思うんですけど、ヒューマンドラマ的要素もすごく強い作品で、毎話毎話、『このセリフ、いいなー!』って思う箇所がけっこうあるので、視聴者の皆さんにも登場人物のセリフに注目していただき、胸に刻んでほしいなと思います」と見どころを紹介。

そして、自身のヒーローに関しては「やっぱり嵐の櫻井翔くん。今通っている学校も櫻井くんに憧れて受験して入って、ジャニーズも櫻井くんを尊敬して入ったので、ずっと僕の中でヒーローです。ずっと後ろをついていきたくなるカッコいい存在です」と、あらためて櫻井への敬愛の気持ちを語った。

浮所は「(大浦)飛馬くんは五星学園高等部の3年生で、3年連続で生徒会長を務めるような超カリスマです。そして、ヒーローカラーは銀なんですが、果たして彼は学園防衛部のヒーローたちの敵なのか、味方なのか…そのあたりも楽しんで見ていただければと思います」と役柄を述べ、「僕たちは小さい頃からスーパー戦隊シリーズを見て育ってきたので、ヒーローになれるということが、すごく光栄でうれしいです。5人そろうと『これがヒーローだ!』という感じで、すごく感動してしまいました。変身する前の物語や、変身する時のポーズ、5人が変身してからの関係性に注目して見ていただきたいなと思っております」と注目ポイントを伝える。

また「みんなも同じかもしれないですけど、僕にとっての永遠のヒーローはジャニー(喜多川)さんですね。ジャニーさんの存在がなかったら、この場に立っていることもなかったと思います。ジャニーさんがジャニーズに入れてくださったことで、皆さんの前でこうやってお話をできたり、コンサートをできたり、ヒーローにも変身できました(笑)。ジャニーさんは、僕のみならずジャニーズの人みんなのヒーローだと思います。美 少年というグループ名もジャニーさんがつけてくださったので、大切にしようと思います」と恩師への思いを口にした。

藤井は「僕が演じる森村直哉はダンス部の部長で、ダンスがめっちゃ踊れて学年一モテる、男女ともに人気のある人物です。報道部に花(箭内夢菜)という妹もいて、その花との関係性も結構鍵になってくるので、そこも楽しみに見ていただけたらと思います」とし、さらに「直哉はダンスが得意なので、変身した後にちょっとダンスっぽい要素も入っていたりして、そこも今までとは違った味が出せているのではないかと思います」と本作ならではの見どころを報告。

また、King & Princeの髙橋海人をヒーローに挙げ、「僕がジャニーズに入って一番最初に生でパフォーマンスを見たのが海人くんなのですが、ステージ上で輝く姿に一目ぼれしちゃって…。ダンスのうまさだったり、かっこよさもある中でかわいらしさもあったりして、常に気になっちゃうような存在でプライベートでもすごくよくしていただいています。そんなヒーローみたいな存在の髙橋海人くんなのですが、一つ謝りたいことがあります。よくオンラインで一緒にゲームさせていただくのですが、最近は僕、ドラマの撮影もあって結構早く寝ちゃうことが多いんですよ。朝起きてみると“髙橋海人、電話”っていう履歴が残っていて…毎回、無視しちゃっているんですよね。それが申し訳ないな、と…。ぜひドラマが終わったら一緒にゲームやりましょう!」と、ステージから髙橋へ個人的なメッセージを送り、一同を爆笑させた。

金指は「桜井一嘉は五星学園高等部の2年生なので、みんなより一つ下の学年です。美術部に所属していて、美的センスもすごくあります。ヒーローカラーはピンク! そして藤井くんが演じる直哉の妹・花ちゃんとすごく仲がいいという役柄です」と自己紹介し、「一嘉も変身した後が大きな見どころです。一嘉はすごく繊細なキャラクターですが、変身後はそこにも大きな変化が見られると思いますので、期待してください」と期待感をあおった。

嵐の松本潤がヒーローだという金指は「事務所に入ろうと思ったきっかけが、松本潤くんが出ていたドラマ『花より男子』(TBS系)だったのですが、すごく魅力的でかっこいい人だなと思ったんです。松本くんが事務所に入るきっかけにでもあり、心を動かしてくれる人で、ヒーローだなと思います。美 少年6人でアメリカに武者修行に行った時、演出などをしてくださったんです。その時にアドバイスをしていただいて、すごく光栄でした。2ショットの写真を撮っていただきましたし、松本くんのメンバーカラーの紫のアイテムをたくさん持っています! これからもずっと尊敬する人です」と真剣なまなざしで語った。

なお、TELASAでは、ドラマ放送当日の午前9:00から全話先行配信することが決定。本作のスピンオフ「特撮美 少年」の独占配信も決まった。ドラマの秘密や撮影の裏側など、作品に全力で取り組む美 少年に完全密着する。7月31日から土曜は、TELASAでの先行配信、「裸の少年~バトるHiHi少年~」(土曜午後4:00)、そして夜には「ザ・ハイスクール ヒーローズ」とTELASAでのスピンオフ配信開始で、まさに“美 少年づくし”の1日に、浮所は「土曜日は“土曜日(美)少年の日ですね!」と意気込んだ。

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