日産の北米部門は、2021年7月15日（木）から7月19日（月）[現地時間]まで開催されるシカゴオートショー2021会場で、新型フェアレディZ プロトタイプほか、新型パスファインダーや新型フロンティアの各2022年モデルなど、日産ブランドの最新モデルを一堂に展示すると発表した。会期後の8月17日（火）には北米・ニューヨークでの新型フェアレディZ市販モデルのワールドプレミアが控えており、その前哨戦として新型Z登場への期待感を盛り上げる。
日産の中期計画「NISSAN NEXT From A to Z」のニューモデルたちがいよいよ登場
日産は、2020年5月28日に行われた2020-2023年度事業構造改革計画「NISSAN NEXT」(日産自動車 2023年度までの4か年計画)において、今後18か月の間に12の新型車を投入すると発表している。この会見時「NISSAN NEXT From A to Z」の文字と共に、大小さまざまな12台のシルエットが、アルファベット1文字と共に次々と映し出された。
この際に大きな話題となったのが、“Z”の文字とともに最後に現れた次期フェアレディZを示唆する姿だった。当時新型フェアレディZの登場はあまり噂にのぼっておらず、NISSAN NEXTはサプライズの多い発表となった。
北米向けの新型「パスファインダー」「フロンティア」を披露
日産の北米部門は、2021年7月15日（木）から7月19日（月）[現地時間]まで開催されるシカゴオートショー2021会場で、新型フェアレディZ プロトタイプを始めとする、日産ブランドの最新モデルを一堂に展示する。
最新モデルとして出展されるのは北米向け（日本未導入）の新型「パスファインダー」（3列シートSUV）と新型「フロンティア」（ピックアップトラック）の各2022年モデル。
さらに新型電気自動車「アリア」、フルサイズSUV「アルマーダ」2021モデル、SUV「ローグ」（日本名：エクストレイル）2021モデル、コンパクトSUV「キックス」2021モデルなど、NISSAN NEXT From A to Zで予告されたニューモデルの数々が一堂に会することになる。
フェアレディZの市販モデルはこのあと2021年8月17日（火）にニューヨークにて正式発表の予定
なおフェアレディZの市販モデルは、翌月の8月17日（火）にニューヨークにて正式発表されることが既に明らかにされている。今回のシカゴショー2021会場ではプロトタイプをお披露目し、北米を始めとするZファンの期待値を再び高めることで、新型登場の機運を盛り上げていく。
[筆者：MOTA（モータ）編集部 トクダトオル／撮影：NISSAN]
