ドイツ監督嘆き…東京五輪は「18名ギリギリ、他は全員断られた」

7月22日に開幕を迎える東京オリンピックのサッカー競技。五輪は23歳以下の選手15名とオーバーエイジの3名が登録できるが、今回は延期や新型コロナウイルスの影響もあって「24歳以下の19名とオーバーエイジの3名」でプレーできる。

しかしながら、来日したドイツ代表チームはオーバーエイジを含めて18名。ヨシュア・ヴァグノマンやニクラス・ドルシュ、イスマイル・ヤコブスが離脱したため、登録ギリギリの数となった。

【動画】東京五輪のメンバーを発表するドイツ代表の「日本アニメ風動画」。この中からもかなり離脱してしまった。

『Francfurter Rundschau』によれば、ドイツ五輪代表監督を務めているシュテファン・クーンツ氏は以下のように話したという。

シュテファン・クーンツ

「何人かの選手たちは(オリンピック出場を)望んでいなかったし、代表をサポートしたくないいくつかのクラブがあった。それは理想的な兆候ではない。

他のスポーツであれば、登録できる限りの数の選手を揃えられないことはないだろう。

1月には100名の招集候補リストを作らなければならなかった。そしてそこに載っている選手すべてを招集した。残っている全員を」

五輪はFIFAが定めるインターナショナルマッチウィークにあたらないため、各クラブには選手を派遣する義務がない。それによって各代表チームは選手の招集に苦戦している状況だ。

ドイツ代表は22日にブラジル戦、25日にサウジアラビア戦、そして28日にコートジボワール戦に臨む予定となっている。

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