株式会社アデランスが「髪に対する意識(県民性)調査」を実施、新潟県は美容室選びで「スタイリストの技術」を重視する傾向

株式会社アデランスプレスリリースより

株式会社アデランス(東京都)は14日、47都道府県の各104名(計4,888名)を対象に、髪に関する意識調査(県民性調査)をインターネットで実施した。調査は今年2月5日から7日の3日間、全国47都道府県の各104名(その都道府県に3年以上居住している男女52名ずつ)に行なった。

調査結果によると、「自身の髪について自信があるか」との問いに対し、「あまり自信がない」「自信がない」と回答した割合は約半数(52.6%)になった。この結果は地域別に見てもほとんど同様の傾向だったという。

「自信がある」「やや自信がある」と回答した割合が最も多かったのは、神奈川県と高知県でそれぞれ26.0%だった。逆に「自信がない」「やや自信がない」と回答した割合が最も多かったのは宮崎県の59.6%。次いで滋賀県、広島県、福岡県の58.7%となった。

「自信がある」「やや自信がある」と回答した人に、「最も自信があるポイント」を尋ねたところ、「ボリュームがある」(25.5%)がトップで、「髪にツヤがある」(15.0%)が2位となった。男女別にみると、女性は「髪にツヤがある」(22.0%)や「髪質(ストレート)」(17.2%)が高かった一方、男性は「ボリュームがある」が36.5%を占めた。

また「自信がない」「やや自信がない」と回答した人に、「最も自信が持てないポイント」を尋ねたところ、「ボリュームがない」が34.8%で最も高く、次いで「白髪が多い」(20.3%)、「髪質(くせ毛・縮毛)」(17.7%)となった。男女別にみると、女性は「白髪が多い」(25.1%)、「髪質(くせ毛・縮毛)」(25.0%)が高く、男性は「ボリュームがない」が半数以上の58.6%を占めた。都道府県別に見ると、新潟県は「白髪が多い」と回答した割合が25.9%と5番目に多かった。

一方、「美容室を選ぶ際の基準」を尋ねたところ、「料金」(72.2%)が最も高く「スタイリストの技術」(43.1%)、「アクセスの良さ」(40.5%)、「お店の雰囲気(内観、外観)」(39.8%)、「スタイリストの接しやすさ」(38.8%)、「衛生対策を徹底している」(17.1%)などと続いた。都道府県別にみると「スタイリストの技術」で新潟県が最も高く、53.8%だった(2位は京都で51.0%)。

「み洋室に求める付加価値」については「髪や頭皮に関する専門知識」が44.5%で最も高かった。

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