EU、35年にガソリン車禁止

26年国境炭素税導入、世界初

©一般社団法人共同通信社

記者会見で温室効果ガスの削減策などを発表したフォンデアライエン欧州委員長=14日、ブリュッセル(AP=共同)

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は14日、2030年の温室効果ガス排出を1990年比で55%減らすEU目標の達成に向け、包括的な政策を発表した。ハイブリッド車(HV)を含めたガソリン車の新車販売を35年に事実上禁止する。環境規制の緩い国からの輸入品に事実上の関税を課す「炭素国境調整措置(国境炭素税)」を世界に先駆けて導入する方針も発表した。

 国境炭素税はセメント、肥料、鉄鋼、アルミニウム、電力の5品目が対象で、26年から全面的に導入する。海外からの輸入品に対して脱炭素化で厳しい規制を強いられるEU域内企業の競争力を維持させるのが目的。

ベルギー・ブリュッセルにあるEU欧州委員会ビル=2月(共同)
国境炭素税のイメージ