イタリア1部ACミランがイングランド・プレミアリーグのチェルシーに所属するフランス代表FWオリビエ・ジルー(34)を獲得することが確実となった。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」など各メディアが伝えている。
各メディアによると、ACミランでテクニカルディレクター(TD)を務めているパオロ・マルディーニ氏(53)はジルーが15日にイタリア入りすることを認めた上で「彼は必要としていたストライカーです。チェルシーでチャンピオンズリーグに優勝しており、信頼できるストライカーです」と話したという。
ジルーは192センチの長身ストライカー。ポストプレーだけでなく、優れたテクニックでゴールを量産。2018年1月に加入したチェルシーでは公式戦119試合39ゴールを記録した。またフランス代表として2018年ロシアW杯制覇に貢献し、今夏の欧州選手権にも出場した。
移籍金は200万ユーロ(約2億6000万円)とみられ、すでにチェルシーとも合意。16日にメディカルチェックを実施し、17日にも正式発表となる予定だ。ACミランでは、エースのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(39)との連係も注目されそうだ。