【新型コロナ】川崎市で120人感染 1回接種後陽性の男性は中等症

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は15日、10歳未満~80代の男女120人の感染が新たに確認されたと発表した。中等症3人、軽症111人、無症状6人で、75人の感染経路が不明。1日当たりの新規感染者が120人を超えたのは、1月19日(142人)以来。市発表の感染者は累計1万5048人となった。

 クラスター(感染者集団)が起きている川崎区のグループホームでは、新たに80代男性入居者と50代女性介護職員の計2人の感染が判明、感染者は計9人となった。男性は1回目のワクチン接種を終えていたが、中等症という。

 年代別では、20代45人、30代24人、40代19人、50代16人、10代7人、60代4人、70.80代が各2人、10歳未満1人。居住地別では、川崎区25人、高津区18人、多摩区17人、宮前区16人、中原区12人、幸区8人、麻生区6人、横浜市14人、藤沢市1人、東京都内2人、千葉市1人。

 感染経路が判明している人の内訳は、陽性者との接触が28人、家庭内感染が17人だった。陽性者との接触では、同僚と食事をした高津区の20代男性会社員、同じ職場で働く20代女性2人と30代女性1人の感染が確認されるなど、同僚らと接触したケースが多かった。

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