【フレッシュ球宴】育成出身の〝虎の元気印〟小野寺が2安打1打点「一軍でファンの皆さまを笑顔にしたい」

8回、適時打を放った阪神・小野寺

阪神・小野寺暖外野手(23)が15日のフレッシュオールスター(松山)に全ウエスタンの「3番・DH」として先発出場。4打数2安打1打点の活躍で、初の晴れ舞台にしっかりとした足跡を残した。

育成出身の虎の元気印が松山の地で大ハッスルだ。6回第3打席の右前打に続き、0―2と2点ビハインドの8回二死二塁の好機で回ってきた第4打席では中前への適時打でチーム初打点をマーク。「後輩がチャンスで回してくれましたし、0点で終わるわけにもいきませんし、必死で食らいついていきました」。チーム最年長選手としての面目を保ち、安堵の表情を見せた。

今季は一軍で5試合に出場したが、安打は1本のみ。後半戦からのブレークを期す背番号97は「早く一軍でファンの皆さまを笑顔にしたい」とシーズンへの抱負を口にした。

© 株式会社東京スポーツ新聞社