F35B新田原配備「最適」 防衛省 2市3町、県へ方針説明

新田原基地へのF35B配備方針について説明するため、新富町役場を訪れた九州防衛局の伊藤哲也局長(写真手前右)ら=15日午前

 防衛省は15日、新富町・航空自衛隊新田原基地に最新鋭ステルス戦闘機F35Bの戦闘機部隊を配備する方針であることを、基地周辺の2市3町と県へ正式に説明した。同省九州防衛局の伊藤哲也局長は「新田原への配備が最適との判断に至った」と受け入れに理解を求めた。戦闘機部隊の配備に伴い、同基地周辺の飛行回数は相当程度増える見通しで、同町などは騒音や安全面の対策を示すよう求めた。今後、5市町や県は国からの対策の提示を待って、受け入れの是非を検討する見通し。

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