【オールスター】巨人・高橋が愛娘に誓う夢舞台での力投「1歳半ですけど記憶に残ってくれればうれしい」

巨人・高橋優貴

夢の舞台へ、いざ出陣だ。16日に行われる「マイナビオールスターゲーム2021」(メットライフ)の第1戦に先発予定の巨人・高橋優貴投手(24)が、意気込みを語った。

初出場ながら、チームの指揮官である原監督に先発の大役をサプライズで発表された左腕。「球宴に選ばれるとは思ってなかったですし、びっくりな部分はいろいろありますけど、すごい光栄なことなので、準備して、責任を果たせるように頑張れたらいいなと思います」と、率直な心境を明かした。

大舞台には、心強い助っ人も応援に駆け付ける。1歳半になる長女が、人生初となる野球観戦として来場予定だ。初の現地観戦が球宴ということもあり、高橋も「やばくないですか? そんな人います?(笑い)」と驚きを隠せない様子。「初めて野球を見せられるということは、まだ1歳半ですけど記憶に残ってくれればすごくうれしいなと思います」と、頑張るパパの背中を見せることを決意した。

愚直に、必死な姿を見せる――。「必死にやっているプレーっていうのが、子供の心を打つものがあるのかなと思うので、そういうのを目指してやっていければいいなと思います」。リーグトップの9勝を挙げている若き左腕が、夢の舞台でも躍動する。

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