大谷翔平ここだけの話②先輩から“クソガキ”と呼ばれた日々

メジャーリーグで大活躍が続いているエンゼルス・大谷翔平選手。

前回に引き続き、

2016年12月に特別番組を作った際、それまでのインタビューをまとめた

このファイルの中から、

若き日の(今も若いですけど)大谷翔平が何を語っていたのかをご紹介していきます。

今回は、2016年2月26日、ファイターズのキャンプ地・沖縄県名護市で収録したインタビューから。

■ダルビッシュ投手とのトレーニング

2015年のオフ、

ファイターズで背番号11を付けた先輩である

ダルビッシュ有投手と、東京で一緒にトレーニングを行いました。

「一緒にトレーニングしたんで、その流れでご飯に行ったりしました。

食事とトレーニングの話しかほとんどしていない。

増量したいときにどんなスパンでどんな食事をして、

減量期にはどんな取り組みをして、何をメインに食べて減らしていくっていう。

(中略)

曖昧な認識のところがあったので、そこを具体的に教えてもらったりという感覚だった」

ダルビッシュ投手からのアドバイスも取り入れ、

2016年のキャンプには約9㎏増量した肉体で臨んだ大谷選手。

チームの日本一に大きく貢献し、

レギュラーシーズンのMVP、投手と指名打者の両方でベストナインという

とんでもない結果を残しました。

■先輩から“クソガキ”と言われていた頃

インタビューへの受け答えも、球場での振る舞いも品行方正な一方で、

チームメイト、特に年齢が上の選手に対してイジリ倒すキャラでもありました。

谷口「某投手から、『今年はクソガキ具合に磨きがかかっている』という情報が」

大谷「いや、磨きはかけてないですね。かかってきました。勝手に。自然に(笑)」

という会話があった後、話題は、有原航平投手(現レンジャーズ所属)を

いじることについて。

谷口「有原さんは、今まで後輩にいじられたことないって言ってました」

大谷「だからいじるっていうのもあります(笑)

あとは、全然話しかけてこなかったんですよ。(有原投手が)すごく壁を作ってたんで。

エレベーターに2人で乗ってもすごい気まずい感じで。これは僕から行くしかないなって行き始めて。

そしたら、案外いじられにいい対応力を(笑)(対応力が)あったので、いけるなと思って。

そこから面白くやっています(笑)」

もしかしたら、このインタビューの中で一番いい表情をしていたかもしれません。

メジャーリーグの球場で会っても、有原投手のことをいじっているんでしょうか。

■最強二刀流・大谷翔平のスキとは

2015年には、野球日本代表・侍ジャパンのメンバーとしてWBSCプレミア12でベストナイン(投手)に選ばれたが、

活躍の裏には、ちょっとした失敗談もありました。

「忘れ物、多いですね。ジャパンの時も、空港に降りて『携帯がない!』ってなって。

飛行機に忘れて、CAの人たちみんな探してくれて見つかりましたけど。

焦りましたねー。そのまま飛んで違う国、みたいなのが一番怖いので」

27歳になった今はどうか分からないですが、

忘れ物が多かった頃の大谷翔平選手、FFFFFのDVDで見ることができます。

大谷選手の企画を収録したDVDはこちらの2つ。

詳しくは、HTBオンラインショップ

https://www.htbshop.jp/htb/PG020ProductListPage.act

こちらをご覧ください。

大谷翔平ここだけの話、まだまだ続きます…。

© HTB北海道テレビ放送株式会社