兵庫県知事選に立候補。新人 斎藤元彦氏(さいとう・もとひこ)氏の経歴・政策は?

任期満了に伴う兵庫県知事選挙が7月1日に告示されました。立候補したのは届け出順にいずれも無所属新人の服部修(はっとり・おさむ)氏(47)、中川暢三(なかがわ・ちょうぞう)氏(65)、斎藤元彦(さいとう・もとひこ)氏(43)(自民・維新推薦)
金沢和夫(かなざわ・かずお)氏(65)(自民党県議の一部、立憲・国民両党の県連が支援)、金田峰生(かねだ・みねお)氏(55)(共産推薦)の5名です。

斎藤元彦氏の経歴や掲げる政策をご紹介します。

神戸市出身、東京大学卒業。総務省に入省し、省内勤務、地方自治を経験

斎藤氏は1977年兵庫県神戸市須磨区出身、東京大学経済学部卒業。総務省に入省し、佐渡市企画財政部長、宮城県総務部市町村課長、同財政課長、総務省自治税務局都道府県税課理事官、大阪府財務部財政課長等を歴任しました。

斎藤氏の掲げる政策は

斎藤氏は自らのホームページにおいて以下の政策を公表しています。

◎何よりもまず、コロナから 皆さまの命と暮らしを守ります。
・県内の地場産業、飲食業、観光業など、中小零細企業への支援
・女性、若者、高齢者の非正規雇用者などへの雇用対策
・子育て世帯の孤立化の防止
・経済的に困窮する高校生や大学生への支援
・高齢者の孤立化の阻止

◎ひょうご五国の魅力を磨き、 ひょうごの再生と成長を進めます。
・2025関西万博を皮切りに、国際金融都市誘致、ライフサイエンス活性化
・県内各地の現場を「フィールドパビリオン」にして、夢洲にくる世界中の人たちを兵庫に誘います。
・安全安心な食品ブランド化を図るとともに、ケミカルシューズ製造業や丹波焼など、県内各地の地場産業を元気にして、地域社会や雇用、暮らしの活性化につなげます。
・大都市の過密が分散され、「住んでみたい」「住みやすい」「住み続けたい」と感じられる兵庫の魅力を発信します。
・高齢者や外国人など多様な人たちを受け入れる社会、ホスピタリティあふれる地域を目指します。

◎日本一の防災県、そして世界をリードする コロナからの創造的復興を成し遂げます。
・コロナ禍における新たなビジネス創出・挑戦する機運の創造
・大都市の過密を分散する流れに乗り 住んで、働いて、地域にとけ込みやすい兵庫の創造
・すべてを官でやるのではなく、民間の力を借りて、社会課題の解決を目指す「公民連携」を強力に推進
・これからの時代に合った行政運営のための女性副知事の登用など女性職員の幹部登用を積極的に促進

◎既得権やしがらみから脱して、 徹底した行財政改革を自ら実行します。
・知事の給与・退職金のカット
・公用車センチュリーの即座の廃止
・長時間レクの廃止など、知事業務のあり方の見直し

© 選挙ドットコム株式会社