ブラック番長ら磯部小訪問 「ブラック焼きそば」PR 糸魚川うまいもん会

 「糸魚川うまいもん会」(月岡浩徳会長)は14日、糸魚川市立磯部小(増村浩一校長)を初めて訪問し、4年生以下の児童18人にご当地グルメ「糸魚川ブラック焼きそば」をPRした。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響でイベントの中止・延期が相次ぎ、販売する機会が減少する中、地元の子どもたちに魅力を知ってほしいと企画した。

 同会は、能生学校給食センターにブラック焼きそばの特製ソースを無償提供。能生地域6小中学校の給食で同日、ブラック焼きそばが提供された。

「ブラック番長」らが来校し、児童に「糸魚川ブラック焼きそば」をPRした(14日、磯部小)

 マスコットキャラクター「ブラック番長」が来校。児童は「怖くない」「サングラスを外すとかわいい」などと歓迎した。同会の大久保峰生事務局長、市民サポーター「応麺隊」の高澤豊秋隊長が、北陸新幹線開業に合わせ11年前誕生したブラック焼きそばの秘話を紹介し、児童の質問に答えた。イメージソングの演奏披露も行った。

 食べた感想を聞かれ「おいしかった」と児童。高澤隊長は喜び、「大人になった時、ふるさとの味になってくれれば」と願った。

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