【バスケ】八村塁24得点の活躍 ベルギーに勝利も「まあまあ。チームでも課題がある」

八村塁

東京五輪に出場するバスケットボール男子日本代表は16日、サイデン化学アリーナ(埼玉・さいたま市)でベルギーと対戦し、米プロバスケットボールNBAでプレーする八村塁(23=ウィザーズ)が24得点をマーク。チームも87―59で勝利を収めた。

日本のエースは序盤からエンジン全開だった。第1クォーター(Q)でいきなり3ポイントシュートを決めて波に乗ると、このQだけで11得点を記録。第2、3Qは、普段とは異なるセンターでも華麗な動きを披露し、得点を積み重ねた。

エースにふさわしい活躍を見せた八村は、試合後のインタビューで「みなさん、お久しぶりです。2年前のW杯以来の代表戦でこうやってみなさんの前でプレーできることをすごい感謝しています。うれしい。応援ありがとうございました」と謝辞を述べた。

試合内容については「まあまあでしたね。僕らも今、チームとしてもみんなやっとそろった状態。チームでも課題がある」と振り返った上で「もう1試合しかエキシビジョンはないが、その中で僕らもチームでしっかりと課題を克服して、五輪に向けてしっかりやっていきたい」と決意を述べた。

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